2年目が終わり 見えてきた景色 2年目が終わり、見えてきた景色 若手社員座談会

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SUMMARY

目の前のことに精一杯だった1年目を通り過ぎ、さらに飛躍した2年目。俯瞰して自分を見られるようになった今、同期4人がそれぞれの経験を持ち寄り、タチカワブラインドでの2年間について語らいました。

MEMBER

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技術開発部
開発2課
R.T.
モノづくりができる環境を求めて入社。技術開発部で、部品の設計や製図、試作品の評価など、製品を量産化するまでのフローに一貫して関わっている。
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東京法人支店
法人三課
G.Y.
東京法人支店にて、法人営業を行う。施主、工事現場、設計事務所など関係各所へ縦横無尽に動き回り、常に顧客目線に立った営業活動を心がけている。
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人事部
人事管理課
M.A.
学生時代は「住環境×裁量権をもって仕事ができる職場」というテーマで就活を経験。入社後は人事として採用側となり、新卒・中途の採用業務を担当。
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東京支店
営業部
D.S.
営業部にて、主に大手チェーン店やインテリアショップなどの販売店を担当。製品説明、展示の提案など、商品の魅力をアピールする日々を送っている。

Q1. ニッチだけど、
業界をリードする会社
タチカワブラインド」

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M.A.
就職活動をしていた学生時代、志望する企業の方向性や業界などそれぞれ何か軸をもって活動をしていたと思うのですが、振り返ってみてどうでしょう?
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R.T.
私は高校時代の時から、「住環境」や「インテリア」に関する仕事に携わりたいなと漠然と思っていました。大学入学の際もその将来像を意識してデザイン系の学部に入りましたから。想いは変わらずで、就職もその方向性で進みました。ブラインドの機能性のみならず、スタイリッシュなデザイン性も追求しているところがいいなと。
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D.S.
私もRさんと同じですね。大学生の時「住空間」について学んでいたので、その流れで業界を見ていました。説明会に参加したときに、大企業ならではの余裕を感じて。財政状況が安定していて、安心して働けるように思ったんですよね。Mさんは?
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M.A.
「住環境」ということは私も一緒です! それに加えて「裁量権をもって仕事ができる」というのがもう一つのテーマでした。経験が少ないうちから、幅広い仕事を任せてもらえるような環境に身を置きたかったんです。
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G.Y.
なるほど。確かに当社は社員数が多いけど、全国各地の事業所に分散されるので、部署単位で見るとコンパクトですからね。
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M.A.
面接でそのお話を聞いて、自分に合っているなと。実際、1年目から人事として採用業務の中で重要な役割を任せていただいています。
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G.Y.
みんなはどのタイミングでタチカワブラインドのことを知りました?
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M.A.
私は実家にブラインドが付いていて、たまたま当社製のものだったんです。なんとなく知ってはいました。
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D.S.
それ、「あるある」ですよね。入社してからウチのもそうかなと思ったら、他社様の製品だった笑。私は就活時に業界を見たときに、初めて知りました。「ニッチだな。こんな業界もあるんだ」というのが最初の印象でしたね。
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G.Y.
そうそう、まず「ニッチ」と思うのだけど、調べていくとその分野でリーディングカンパニーであることを推しているのがわかって。なにかしらの業界で働くならば、その業界トップシェアのメーカーに身を置いて、ダイナミックな仕事がしたい──という想いが、応募に繋がりました。
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R.T.
私も面接で同じことを話しました。ウェブで「ブラインド」と検索して、一番上に出てくるのは本当に強い。社名に「ブラインド」というワードを含んでいるので、当社を知らない方でも何を扱う会社なのかはすぐに理解できる。なにげにストロングポイントです。

Q2. ネームバリューが、成長する機会を創る

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M.A.
ブラインドのトップシェアであるということが、営業において役に立つことはあります?
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G.Y.
名前が建築業界の中で通っているので、飛び込みで伺った時にも商談の席に着かせていただけることがあります。ネームバリューやブランド力を借りて、お話ができることはトップメーカーならでは。もちろん、自分の力もあると思いたいですが笑。
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D.S.
Gさんは法人営業を担当していて、私は大手チェーン店などの販売店への営業を担当していますが、やはり商談は通りやすいなと感じます。エンドユーザー様側から当社製のものを指名していただけることも。
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R.T.
法人営業と販売店営業とで違いはあります?
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G.Y.
規模の違いや取引先の違いということが大きいけれど、取り組んでいることにあまり違いはないのかなと思います。基本は現場に出向いて、商談を交わして、採寸をするという感じです。
法人営業はゼネコンの方々がメインの取引先です。一つ言えるのは、自分と同い年の人を見たことがないこと笑。もっとも、現場で経験豊富な年配の方々に囲まれながら仕事をしていると、自らの成長を実感することが多々あります。
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D.S.
私の方は、現場というよりは販売店に足繁く通い、担当の方といかに親密な関係を築けるかが大事。製品の説明会を開き、どれだけ売っていただけるかを日々相談しています。お客様からお願いされたら、ご一緒に現場に足を運んで採寸をすることもあります。
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G.Y.
入社前と後とのギャップという意味では、営業の仕事はけっこう泥臭い作業を要するということですね。お客様から依頼があって、足を運んで採寸してから、発注をかける。
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M.A.
なるほど。ただ製品を売るだけでなく、現場に深く入り込む必要があるってことですね。
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D.S.
私も就職活動時は綺麗に仕上がったモデルルームしか見ていなかったので、そういう整った環境の中で窓枠を測って取り付けるという感じかと思っていました。そこは意外でしたね。施工中の現場に入って、いろいろと想像しながら測っていく。
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R.T.
すごい! 空間を認識する能力が求められそう。
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G.Y.
いえいえ、私はまだまだで200〜300台くらいの案件で手一杯になります。同じ部署の中には、何千台も導入する億単位の規模感で仕事をされている方もいますよ。

Q3. トップメーカーだからこそ、
部門の垣根を超えた
連携が大事

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G.Y.
技術の方々には、製品知識について教えてもらうなど、いつもお世話になっております……! 営業から相談を受けることは多いですか?
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R.T.
たしかに営業の方からお電話をいただくことは多いですね。もっとも、開発から納品までをスムーズに進めるために、営業だけでなくいろいろな部署と調整・連携してうまく進んでゆく状況を作っていく必要があります。「こういうことがやりたい」という要望がこちらに降りてきて、それに対する改善策を技術的な側面から提示するのが私たち技術開発部の仕事ですから。
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D.S.
営業から無茶なことを言われてないですか?
一同
笑。
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R.T.
コスト面などで実現できないということもありますが、みなさんからの要望は「自分たちはトップメーカーだ」という矜持を持っているからこそ──と感じることがあります。その熱い想いに打たれて、なんとか応えたいなぁという気持ちはあります。
部門間の調整という意味では、人事は特にその仕事が重要ですよね?
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M.A.
そうですね、当社は1,000人以上の社員の方々を抱えているので、入社当時はそのほとんどの方とはお知り合いにはなれないと思っていました。でも、想像以上に部門の垣根を越えて社内調整を図ることが多いです。
実は私、入社するまでは営業社員として働く気マンマンでした。配属発表の際、辞令が下った時はあまりにびっくりして固まってしまい……笑。でも振り返ってみると、学生時代からいろいろな人とコミュニケーションをとるのが好きで、その方に合わせて対応の仕方を柔軟に変えることには自信がありました。よく考えたら、面接でそのことを話していたなと。2年目の終わりを迎え、ようやく自分の性格が「人事」というお仕事にマッチしていることを実感しつつあります。
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D.S.
聞くところによると、Mさんはいま同期で一番、社員の顔と名前と所属とを一致させることができるとか……⁈
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M.A.
確かにそうかもしれない笑。ここにいるみんなもそうだけど私はコロナ禍の時に入社したので、なかなか対面でお会いできないこともあり、地道に頑張って、お一人ずつ覚えていきましたよ。お名前だけ知った状態で仕事を進めていく中で、社内報を見てようやくお顔が一致するということもありますね。「私はこの方とメールで連絡させてもらっていたのか!」と笑。

Q4. 職場の雰囲気は?

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G.Y.
社内のいろいろな方と連携を取られているMさんから見て、それぞれ部門の雰囲気に違いはありますか?
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M.A.
営業さんは電話の裏で活発な声が聞こえてきて賑やかだなという感覚がありますし、技術さんは他部署と比較して若手が多く、みなさん仲が良いイメージ。技術のフロアに行った時、周囲に男性が多いなかでTさんが仕事をしているのを見ると微笑ましい気持ちになった笑。妹みたいだなと笑。
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R.T.
この座談会をしている時点では、女性は私一人だけで周りは男性の方々ですね。他の部署に比べて、20代や30代の比率が高く若い人が多く、親しみやすい環境です。
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D.S.
周りが男性ばかりであることに抵抗はありました?
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R.T.
元々理系で高校・大学と男性の比率が高いところにいましたから、全く抵抗はなかったです。今の職場で取り組んでいるようなことを大学でも研究していたので、その延長で技術開発部にいるという感じです。
もちろん新しく学ばないといけないことはたくさんあります。その一つひとつを周囲が教えてくれたり、そこから派生して「ちなみにこれってわかる?」と関連する知識を教えてくれたりしてくださる。1を聞くと10教えてくれるというか。「もっと知りたい!」と意欲的になれる自分がいることに気づきます。
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M.A.
技術開発部にとって、貴重な人材ですからね。
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R.T.
優しく接していただいているなと思います。営業の方はいかがですか?
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G.Y.
入社してからすぐの三ヶ月間くらいは、OJTの一環で先輩の後ろについて勉強させてもらいました。先輩が運転する助手席に乗って、営業のノウハウを解説してもらう感じですね。
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D.S.
その三ヶ月が終わると、独りで営業活動するようになります。「この店舗は、君に任せたよ」と。Mさんのおっしゃる通り、その後は自分の裁量で動ける部分は大きいです。お店の担当者の方と相談して「展示をしよう」と盛り上がり、その旨を上の方に提案したらお金を出してくれたりもします。
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G.Y.
もちろん、困ったことやわからないことがあれば、上の方にサポートしていただける体制は整っていますから、若手はとりあえず自分で挑戦してみるという気持ちで仕事に向き合うことができますよ。

Q5. 〈1年目〉を振り返って

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R.T.
入社から2年間経った今、振り返ってみると1年目は目の前のことに必死だったなと思います。この図面をちょっと直してと言われたりして、部分的に少しずつ仕事を把握していきましたが、一連の流れを経験すると「あの時の私は、このプロセスに取り組んでいたんだな!」と俯瞰して仕事を見られるようになったかなと思います。
みなさんは、入社した時と比べて成長を実感することはありますか?
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M.A.
入社1年目から人事として採用業務に関わり、エントリーシートを読むところから新入社員研修までのプロセスを経験できたことは、大きな成長につながったなと感じます。新入社員の方々がそれぞれの部署に配属されて、無事に初出社を迎えられた時はこの上ない達成感を感じました。
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D.S.
すごい! 母親みたいな気持ちですか?
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M.A.
確かに完全に親目線ですね、1歳しか差がないのに笑。その後、本社で新入社員とばたりと会うことがありますが、「研修の時にMさんが教えてくれたことが、今でもすごく役に立っています!」と言ってもらったことも。あまりに嬉しくて、涙が出そうになりました。こういう貴重な経験をさせてもらえるのも、部署内の人数が少ないからこそなんですよね。就活をしていた時代に考えていた「裁量権をもって仕事ができる」というところと、すごくマッチしているなと。人事に配属させていただき、ありがとうございます──としみじみ思います。
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G.Y.
とても感動的なお話ですね……。私のお話をさせてもらうと、営業がやることはシンプルです。打ち合わせ通りに製品の寸法を測って、物を納める。もちろんそれだけでなく、お客さまの要望に付加価値を加えた提案することや、案件の数を多くこなす必要があります。そこは、力の見せ所ですね。1年目と比べると、件数は多くなり、規模感も大きくなっている。数だけでいうと、そこは成長しているのかなと感じます。
あと、大事なのは失敗すること。失敗したら忘れないので。
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D.S.
そうそう。失敗して、怒られて大きくなる。製品の仕様とかを細かくチェックしていないがために、チェーンの長さが違ったりして各所からお叱りを受けたことも……。でも、はたと気づいたのですが、最近ミスが少なくなり怒られなくなったんですよね。うまくやれている証拠かなと自信につながっています。多少打たれ強くなっているのかもしれません笑。営業は「慎重かつ大胆」であることが大事です。
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G.Y.
いいワードですね。営業に携わる人はポジティブで楽観視できるほどの気構えが必要です。「これ、できるかなぁ……」ではなく「いや、できる! 何がなんでも納める!」と。一回落ち込んでも切り替えればいいんです。近しい先輩に相談するという手もありますから。
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R.T.
プロスポーツマンとでもお話ししている気分です笑。

Q6. 自分に胸を張れる、就活を

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M.A.
最後に、これから就職活動を行う方々に向けてメッセージや、私たちの視点からアドバイスなどを送れたらと思います。
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G.Y.
私は就職活動を始めたのが、比較的遅い方だったかなと思います。周囲が内定をもらい始めてから、ようやくスタートを切りました。でも、「事前に用意周到に動いていた方がいいよ」と言うつもりはなくて。自分の中で自信をもてることがあり、それが芯を通っているなら何も問題はないです。それを強くアピールすれば、最終的には自分に合う会社に巡り会えるはずですから。
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R.T.
私の周囲は真面目な人が多くて、すごく早い段階からインターンに参加したり説明会に行ったりして、詰め詰めで頑張る人が多かったです。もちろん、それは素晴らしいことなのだけど結局、自己分析の質が良くないと、自分に最適の場所は見つからないんですよね。
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D.S.
私は夏の早期インターンに参加しましたが、確かにあまり取り組みの早さは関係ないかもしれません。自己分析もそうですが、やはり「業界を広く見ておく」ということも大事です。とてもありがちな言葉ですが、実際に経験すると腑に落ちますね。広く見ていないと、当社のようなニッチな業界は見つからなかったでしょうから。
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M.A.
同感です。私は元々、航空業界を目指していたんですが、コロナ禍もあって私たちの学年は新卒採用が行われなくて。やりたいことが明確だった分、その業界しか見てなくて視野が狭かったんですね。広く業界を見ておくことの大切さを学びました。
それからは、自分自身と向き合い、葛藤し、奮闘する日々を重ねました。苦しいこともありますが、やりきったならば人生において貴重な経験になるはず。ぜひ、納得するまで打ち込んでほしいと思います。とはいえ、たまには息抜きを!
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R.T.
無数にある企業の中から、自分に合うところを見つけるのは至難の業ですよね。でも、実は色々とヒントはあるものです。私の場合は、タチカワブラインドの面接で自分の研究内容を話したときに、「面白いね」と言ってもらえたこと。これまで自分の活動に興味を持ってもらえていることということは、その企業の理念というか根っこの部分と何らかの繋がりがあるのかなと。ですので、自分のことをうまく伝えることは大事ですね。
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D.S.
就職活動を進める中でタチカワブラインドとの相性の良さを感じたら、ぜひ当社を選んでほしいです。長い歴史のある企業ですが、これからの時代を創るのは我々若い世代。ご一緒に、新しい風を吹かせましょう!
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