室内の暑さ対策におすすめ! 窓まわりの遮熱・断熱と間仕切りで節電&快適生活

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もうすぐ暑い夏がやってきます。室内での暑さ対策にはエアコンが欠かせませんが、電気代も気になりますよね。
お部屋の過ごしやすさと節電に大きく関わっているのが「窓まわりの遮熱や断熱」。室内の温度をあげる日射熱の約7割が、窓から入るといわれています。
このコラムでは、「窓まわりの暑さ対策」と遮熱効果のある製品を省エネシミュレーションした電気代をご紹介。
さらに、断熱性の高い製品のご紹介やエアコンの効率をあげる「室内の対策」もお伝えします。
※電気代は2021年10月時点のものです。

窓まわりの暑さ対策:①ブラインドでシーンに合わせて調光しよう

手軽にできる窓まわりの暑さ対策は、厚手のカーテンを使うこと。昼間でも遮光カーテンを閉めておけば、熱の侵入を軽減できます。
でも、日中は外の明るさを採り入れたい方も多いですよね。そこでおすすめなのが、光と視線をコントロールできるヨコ型ブラインドスラットの角度を変えるだけで、シーンに合わせて細やかな調光ができます。
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外からの光・視線をブロック
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直射日光を遮りながら、室内を程よい明るさに
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光を採り入れながら、プライバシーを守る
ヨコ型ブラインドは、ドレープカーテンと合わせても素敵なコーディネートになります。ブラインドのスラット(羽根)の色は、白に近いカラーほど光を反射するのでおすすめです。
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それでは、製品別にブラインドの節電効果を見てみましょう。

ウッドブラインド

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タチカワの省エネシミュレーションで、電気代が最もおトクになるのがウッドブラインド
木は熱伝導率が低いので、高い遮熱効果があります。中でもスラットにコードを通す穴がない『フォレティア エグゼ』は、コード穴からの光漏れがなく遮光性が高まります。

木製ブラインド
フォレティアエグゼ チェーン
FT-3011 クリアホワイト

夏季(6~9月)4カ月間で
【電気代】27,120円 【消費電力】1,024kWh
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アルミブラインド

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日射熱を反射する『遮熱』スラット(羽根)のアルミブラインドも、熱の侵入を防ぎます。
中でも、眩しさを抑えられる『グロスレス遮熱』は、マットな質感とグレイッシュなカラーで、今どきのインテリアに調和しやすくおすすめです。

ヨコ型ブラインド
パーフェクトシルキー チェーン 
T-2851 ホワイト(グロスレス遮熱)

夏季(6~9月)4カ月間で
【電気代】27,990円 【消費電力】1,057kWh
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また、汚れを簡単に落とせる『フッ素』や、紫外線で細菌や汚れを分解する『酸化チタン』をコーティングしたスラットもラインナップ。
より遮熱性を高めたい方には、スラットにコード穴がなく光漏れしない『パーフェクトシルキー』がおすすめです。
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コード穴のないパーフェクトシルキー
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一般のブラインド
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コードが通っていない=スラット交換も簡単

窓まわりの暑さ対策:②レース生地を遮熱アイテムに替えよう

窓まわりの暑さ対策の2つめは、ファブリック製品のレースに「遮熱」の生地を使うこと。ブラインドやロールスクリーンのメカ製品の中でも、『ダブル』や『ペア』といったファブリック製品に替えると、効率よく遮熱できます。
『ダブル』や『ペア』はドレープ(厚手生地)とレースを1台に配した製品で、2種類の生地の分量を変えることで細やかな調光ができます。
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レースにして、光をお部屋いっぱいに
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ドレープにして、光の量を調整
それでは、遮熱効果の高い順にファブリック製品をご紹介します。
(遮熱のレース生地のみのシミュレーションなので、ドレープ生地を併用すれば効果はさらに高まります)

プリーツスクリーン

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ブラインドに次いで節電効果が高いのは、プリーツスクリーン
プリーツ加工した生地をたたみ込んで上げ下げするファブリック製品です。奥行きが小さくコンパクトなので、窓枠内に取付けた時のすき間が小さく、小窓やスリット窓にもきれいに納まります。

プリーツスクリーン
フィーユ
PS-3501 ジェルネ遮熱(ホワイト)

夏季(6~9月)4カ月間で
【電気代】28,540円 【消費電力】1,078kWh
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ドレープとレースを上下に配した『フィーユ ペア』や前後に配した『ゼファー』には、生地部分に光が漏れるコード穴がないのでおすすめです。
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生地を上下に配した『フィーユ ペア』
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生地を前後に配した『ゼファー』
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生地間に空気層ができる『ゼファー』は冬場の節電にも効果的

バーチカルブラインド

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人気のバーチカルブラインド(縦型ブラインド)にも、ドレープとレースの両方に遮熱生地があります。

タテ型ブラインド
ラインドレープ 
LD-6604 ジェルネ遮熱(ホワイト)

夏季(6~9月)4カ月間で
【電気代】28,976円 【消費電力】1,094kWh
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ドレープとレースを1台に配した『ラインドレープ ペア アンサンブル』は、外からの視線をカットしながら調光できるのでおすすめです。
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ラインドレープ ペア アンサンブル: 交互に配したドレープとレースで、強い日射しを細やかにコントロール

ロールスクリーン

ロールスクリーンにも遮熱生地があります。
バーチカルブラインドとの共通柄が多いので、掃き出し窓にはバーチカルブラインド、腰高窓にはロールスクリーンといったコーディネートがおすすめです。ドレープとレースを前後に配した『ラルク ダブル』は、シーンに合わせて光を自由にコントロールできて便利です。
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ロールスクリーン
ラルクシールド
RS-8604 ジェルネ遮熱(ホワイト)

夏季(6~9月)4カ月間で
【電気代】29,084円 【消費電力】1,098kWh
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窓まわりの暑さ対策:③スリット窓やハイサイド窓にもブラインドをつけよう

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窓辺の暑さ対策の3つめは、何もつけていなかったスリット窓や明かり取りの窓にも、ウィンドウトリートメントをつけること。何もつけていないガラス窓は、日射熱をそのままお部屋に取り込んでしまうからです。

スリムな窓には、コンパクトなブラインドやプリーツスクリーン、スリット窓用のロールスクリーンは、窓のデザインをそのまま生かせるのでおすすめです。ブラインド製品は窓サイズに合わせてオーダー製作すると、すっきり納まりおしゃれな印象になります。
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高窓でもチェーンで操作できる、ヨコ型ブラインド『パーフェクトシルキー チェーン』
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幅10㎝から対応するロールスクリーン『ラルク スリット窓』
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窓枠内にすっきり納まるプリーツスクリーン『フィーユ』

窓まわりの暑さ対策:④ハニカムスクリーンで夏も冬も断熱を

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ここ最近注目を集めているのが、ハニカム(蜂の巣)構造の生地がつくる空気層で断熱性が高まる『ハニカムスクリーン』。窓まわりの断熱性が高まるので、夏の冷房だけでなく、冬の暖房効率も高めます
ハニカム形状のドレープとプリーツ形状のレースを1台に配した『ブレア ペア』は、日中に光を採り入れたい方におすすめです。
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空気層をつくるハニカムの断面
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『ブレア ペア』をつけたお部屋
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ハニカム(ドレープ部)+プリーツ(レース部) ※レースの位置は上下どちらでも選べます

室内の暑さ対策:間仕切りでエアコンの効率アップ

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窓まわり以外のおすすめの暑さ対策は、間仕切りの活用です。
室内を間仕切りで仕切ることで、エアコンの空調効率をアップ。暑い夏でも快適に節電ができます。

例えば、空気が逃げやすいリビング階段や、広いリビング&ダイニング。
シーンに応じて開閉できる間仕切りをつけると、心地よく環境にもやさしい空間となります。

タチカワの間仕切『プレイス』『プレイス スウィング』は、開口にぴったり納まる1ミリ単位のオーダー製作。大がかりな取付け工事が不要なのでリフォームにも最適です。
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間仕切『プレイス』で開放感はそのままに
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格納すれば、広々としたリビング・ダイニングに
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出入りするとき
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格納したとき
より簡単に取付けるなら『アコーデオンカーテン』も

より手軽に仕切りたい場合は、『アコーデオンカーテン』がおすすめ。透明レザーや木目調の『アコウォール』など、おしゃれな製品もあります。
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窓まわりの遮熱&エアコンの効率アップで、涼しく心地よい室内に

室内の暑さ対策と節電には、窓からの日射熱を抑えることと、窓まわりの断熱性を高めること、お部屋を仕切ってエアコンの効率をあげることが大切です。遮熱効果のあるブラインドや間仕切りなど最適なアイテムを活用して、暑い夏を快適に過ごしましょう。
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