後悔しない!ロールスクリーン(ブラインド)の採寸方法と下地の探し方

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窓まわり製品を自分で取付けたいけれど、「採寸を失敗しそうで不安・・・」と考えている方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、タチカワブラインド製品をお部屋の窓に合ったベストサイズでご注文いただけるように、採寸方法や下地の確認方法をご紹介します。ポイントをしっかり押さえて、理想のお部屋づくりをかなえましょう!

下地を探そう!

下地とは?

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「在来工法」の場合
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「ツーバイフォー工法」の場合 
一般的な住宅の室内の壁には、内装材として燃えにくい「石膏ボード」が使用されています。
しかし、石膏ボードの厚みは薄く、ネジや釘を打ち付けても抜けてしまったり、崩れてしまったりする場合があります。そのため、石膏ボードを裏で支える下地となる柱(=ねじが効く場所)を探し、製品を取付ける必要があります。

木造住宅の壁裏の構造はハウスメーカー等によって異なるため注意が必要です。ご自宅の壁裏の構造や下地の位置は、ハウスメーカーやビルダーへご確認ください。

※イラスト出展元:壁裏の下地と下地センサー (シンワ測定株式会社)

「下地探し」ツールのご紹介

石膏ボード裏の見えない柱をどうやって探すのか・・・そこで便利なのが「下地探し」専用のツールです。
「下地探し」には、広範囲で調べるセンサータイプと、ピンポイントで調べる壁に針を刺すタイプがあります。

こちらでは、シンワ測定株式会社さんの『下地センサー』と『下地探し どこ太 Smart』(針を刺すタイプ)をご紹介します。正確性のアップするセット使いを、ぜひ動画でチェックしてみてくださいね。
下地の場所を確認できたら、次は窓枠の採寸をしましょう!

ロールスクリーンやブラインドは「窓枠内に取付けるか」「窓を覆って取付けるか」によって採寸方法が異なります。取付け方法の選び方については「ロールスクリーン(ブラインド)の取付けの選び方&手順をプロが解説!」をご覧ください。

採寸前に準備するもの

・コンベックス
・マスキングテープ
・鉛筆

金属製のテープで長さを測るコンベックスは、たわみにくく、テープが出た状態をロックする機能もあるので、一人でも採寸しやすいツールです。マスキングテープや鉛筆は、壁に印をつける際にあると便利です。
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窓枠内に取付ける場合の採寸方法

まずは、お部屋をすっきりとした印象に仕上げる、ロールスクリーン(ブラインド)を窓枠内に取付ける場合の採寸方法をご紹介します。
製品ごとの詳しい採寸方法については、各製品カタログの採寸方法ページをご覧ください。

製品幅の測り方

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窓枠(幅①~③)の内側を測定します。
生地やスラット(羽根)、コード類が窓枠に干渉しないよう、①~③のなかで最も小さい寸法から1cm以上引き、製品幅として指定します。

製品高さの測り方

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窓枠(高さ④~⑥)の内側を測定します。
製品幅と同様に、④~⑥のなかで最も小さい寸法から1cm以上引き、製品高さとして指定します。

窓枠内への取付けは窓枠のゆがみに注意!

ゆがみのある窓枠へ製品を取付ける場合、製品が窓枠に干渉してしまい、昇降や開閉動作に不具合が生じる恐れがあります。
製品の発注寸法を決める前に、窓枠のゆがみの有無を確認することをおすすめします。

特に窓サイズが大きいときは、より注意が必要です。
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窓を覆って取付ける場合の採寸方法

光漏れやプライバシーが気になる場所におすすめの、ロールスクリーン(ブラインド)を窓を覆って取付ける場合の採寸方法をご紹介します。
製品ごとの詳しい採寸方法については、各製品カタログの採寸方法ページをご覧ください。

製品幅の測り方

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窓枠(幅①~③)の外側を測定し、最も大きい寸法以上を製品幅として指定します。左右5~10cmずつプラスした製品幅がおすすめです。

製品高さの測り方

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窓枠(高さ④~⑥)の外側を測定し、最も大きい寸法以上を製品高さとして指定します。
製品を壁に取付ける場合は、「取付けブラケット(取付け金具)の上端から製品の下端までの位置」を測りましょう。窓枠より下に障害物がない場合は、窓枠下部より10㎝ほどプラスした高さがおすすめです。

調光タテ型ブラインド『エアレ』の注意点と採寸方法

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調光タテ型ブラインド『エアレ』は製品の構造上、取付けに注意が必要です。ポイントをしっかり押さえて、採寸をしていきましょう!
『エアレ』の特長については「カーテンみたいなバーチカルブラインド!? 新感覚の『エアレ』でリビングをおしゃれに!」をご覧ください。

調光タテ型ブラインド『エアレ』の注意点

①採光時のすき間

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採光時(全面レースにした場合)、生地の種類や操作方法で異なりますが、製品の両端に77mm~90mmのすき間ができます。また、全閉時も製品の端部(片側)はレース越しに光が入ります。そのため、窓を覆う取付け方がおすすめです。
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窓枠を覆うように取付けする場合でも、窓枠とぴったりのサイズで製品幅を指定すると、採光時に窓枠と一番端の生地の間にすき間ができてしまうためご注意ください。
「窓枠の幅+左右のすき間の大きさ(それぞれ77mm~90mm)」を製品幅として指定いただくと、常時しっかりと窓を覆うことができます。

②カーテンボックスへの取付け

『エアレ』はU字型の生地の奥行きが最大で約22cmあるため、奥行きが23.5cm未満のカーテンボックスには生地が納まりません。その場合、ボックススペーサー(取付け補助部品)を使うことで、生地部分をカーテンボックスの外に出して取付けることができます。
また、ボックススペーサーは、深さ4.5cm~12cmのカーテンボックスに対応します。カーテンボックスの深さによって、使用するボックススペーサーの厚さや価格が異なりますのでご注意ください。詳しくはカタログをご覧ください。
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注意事項をチェックできたら、窓枠の採寸をしていきましょう!

窓枠内に取付ける場合

製品幅の測り方

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窓枠(幅①~幅③)の内側を測定します。
生地やコード類が窓枠に干渉しないよう、①~③のなかで最も小さい寸法から1cm以上引き、製品幅として指定します。

製品高さの測り方

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窓枠(高さ④~⑥)の外側を測定し、最も小さい寸法から1~2cm引き、製品高さとして指定します。
また、腰高窓に取付ける際は、床面から製品を取付ける位置までの高さ(=取付け高さ)も1cm単位でご指定ください。指定のない場合は、操作部(バトン・コード・チェーン)が短くなることがあります。

窓枠を覆って取付ける場合

製品幅の測り方

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窓枠(幅①~③)の外側を測定し、最も大きい寸法以上を製品幅として指定します。前述のすき間の大きさを考慮した製品幅がおすすめです。

製品高さの測り方

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窓枠(高さ④~⑥)の外側を測定し、取付け方に合わせて製品高さを指定します。生地の下部位置は床面より1~2cm短くしてください。
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腰高窓の場合は、生地の下端までの寸法が製品高さとなります。また、床面にカーペットを敷く場合は毛足の長さも考慮して、製品高さをさらに短くしましょう。

タチカワブラインドならべストサイズでオーダーできる!

タチカワブラインドの窓まわり製品は、幅5mm・高さ10mm単位で細かくサイズ指定ができます。
窓枠内の取付けの際は、すき間を最小限にすることで光漏れを低減でき、窓を覆った取付けの際は、製品がきれいに見えるサイズに調整ができます。

自信のない方は専門店へ相談を

下地の確認や採寸が不安な方は、ぜひお近くの販売店へご相談くださいね。
窓まわりのプロが正しく採寸してくれるので、お部屋の窓サイズにぴったりのブラインドをご注文いただけます。
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